2013年12月9日月曜日 | ラベル:

臘八大摂心の様子




12月7日(土)に参加した臘八大摂心の様子をお伝えします。
19:30から始まったこの会には檀家の方々と私たちで合計6名が参加しました。
朝に行う座禅会とは違って禅堂の中は本当に静かで、自分の呼吸以外に音がないかのように感じました。最初の1時間が終わり、うどんの差し入れを頂いてからは、30分ごとに5分程度の休憩を挟みながらも2時間続けて行われました。

会の終わりにはしょうがの入った甘酒であったまりながら住職さんとお話をしましたが、その時にこの臘八大摂心について伺いました。本来は12月1日から8日の明け方まで一週間不眠の座禅をする厳しい修行で、お釈迦さんが悟りを得られた状況を経験し、その境地に近づくことが目的だそうです。
最後の30分間でうとうとしながら座禅を組んでいた私には想像できないほどの厳しさですが、今後とも集中力を鍛えていきたいと思います。

さて、私は檀家の方々と宝福寺に宿泊したのですが、翌朝5時に起床して部屋や方丈の周り、禅堂を軽く掃除しました。この日(12月8日)の座禅会の様子については明日にお伝えいたします。


--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年