この特別公開では、雪舟以外の画家の描かれた作品も有り、宝福寺が多くの名高い方々とも関わりがあるということに驚きました。
今回、お手伝いをするなかで方丈に掲げられた「破沙盆」という禅語のお話を聞けました。
破沙盆とは壊れた擂り鉢のことで、壊れて価値をなくしたものでも、その中から価値を見出すという物事の捉え方を表しているそうです。
そうした教えを目に見える場所に掲げると、自分も常に気を引き締められるのかなと感じました。
禅の心や歴史ある文化に触れることができ、貴重な体験となりました。
--山口悠貴 / 岡山県立大学 デザイン学部3年