2014年1月8日水曜日 | ラベル:

仏具の紹介「鐃鈸(にょうはち)」




今回は昨年の施餓鬼で使われていた仏具の紹介します。
以前紹介したものは、「引磬(いんきん)」と呼ばれる鈴でしたが、今回は「鐃鈸(にょうはち)」という打ち物です。写真にありますように、シンバルのような形状で、実際にその原型だという説もあります。目の前で打ってもらったのですが、その音は見た目以上に大きく、長く残る余韻は味わい深いものでした。
今後も法要や行事で使われる仏具にも注目し、紹介していきたいと思います。

--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年