2014年1月21日火曜日 | ラベル:

秋葉山正月大祭の様子(1)



1月19日(日)に行われた秋葉宮正月大祭に参加してきました。
宝福寺の秋葉宮の由来について、副住職さんや檀家の方からお話を拝聴しました。
宝福寺の北にある秋葉山でかつて大きな山火事が発生し、その鎮守として静岡県浜松市にある秋葉山本宮秋葉神社を起源とした神社が建立されたそうです。江戸時代に秋葉宮が宝福寺境内に降りてきて以降、この大祭は現在に至るまで開かれているとのことでした。写真1枚目にある「火の用心」の御札は上述の由来によるものです。1年ごとに御札を替えて、旧年のものはこの大祭のとんど焼きの際に燃やすことが習慣となっています。

多くの和尚さんが宝福寺に来られ、修理中の秋葉宮に代わって方丈で午前10時から法会が行われました。和尚さん全員が大般若経をパラパラとめくりながら大きな声で転読(てんどく)されている様子は迫力がありました。2枚目の写真がその様子ですが、左側の和尚さんが持っている扇状のものが開かれている最中の大般若経です。

さて、この日は仏殿の横で「福引き」が大祭の余興として行われていたのですが、この様子についてはまた後日お伝えします。

--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年