特別方丈公開の二日目が終わりました。
多くの方が宝福寺を訪れられ、雪舟が描いたとされる水墨画などを鑑賞されていました。個人的には1998年の長野オリンピックのときに制作された和紙のポスターが興味深い作品です。室町までさかのぼる水墨画がモチーフに使われた15年前のポスター、という「過去」の入れ子構造がなんとも不思議に感じられます。
明日が最終日となっております。写真3枚目にありますように、境内のモミジもよりいっそう鮮やかに色付いておりますので、是非いらしてください。
--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年