2012年12月18日火曜日 | ラベル:

慈しみ ミネハハコンサートin総社





今回は11月7日(水)に行われた、『 慈しみ ミネハハコンサート in 総社 』について報告します。

スタジオミュージシャンを経て、ソロシンガーとして活躍されているミネハハさんのコンサートが、宝福寺にて行われました。
ミネハハさんは“クロネコヤマトの宅急便”、“人形の久月”などを始めとする3000曲以上のCMソングをお歌いになられており、“CMソングの女王”とも言われているそうです。
今回は震災などにより貧窮した社会に豊かさをもたらそうと、ミネハハコンサート実行委員会さん主催のもと、NPO法人 吉備野工房ちみちさんのご協力もあり、宝福寺さんが会場提供という形でご協力されました。


まずはじめに会場にあたり副住職の小鍛治さんから、震災への想いや協力にあたった気持ちなどが語られました。
その後、司会の紹介からきらびやかな衣裳で登場されたミネハハさんは、仏様と客席にそれぞれ一礼されてから歌い始めました。そのパワフルな歌声と強弱の効いた表現力には圧倒され、たちまち宝福寺の方丈がコンサートホールへと変わりました。ミネハハさんは歌を通して震災のこと、家族のこと、地球や自然のこと、未来や希望、チャンスなど多くのことを来場した方々に伝えられました。
また、MCでは優しくて透き通ったお声で、冗談を交えた親しみやすいお話をされ、歌とトークでギャップをみせてくれました。特に、18歳の頃からされていたというスタジオミュージシャン時代のお話では、“クロネコヤマトの宅急便”、“人形の久月”、“サッポロ一番”、“ポンジュース”などといった有名なCMソングを披露された際には、歌に合わせて会場から声があがるほど盛り上がりました。
アンコールに応えて歌われた最後の曲「ありがとう地球」では、お客と合唱して会場全体が一体感に包まれ、コンサートは大成功のうちに幕を下ろしました。


私は取材という形でコンサートに参加したのですが、最終的には一人の観客としてとても楽しんでいました。
また音楽にも興味のある私としては、わずかでしたがプロの歌手やPAさんとお話できたこと、リハーサルからのライブづくりを見学できたことは貴重な経験となりました。

--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科1年