3月11日に井山宝福寺で定例の座禅会が行われました。
この日は、東日本大震災から1年が経過した日であったため、座禅の後に参加者の皆さんでお経を読みました。
写真はその様子です。
3月に入りましたが、当日はまだまだ寒かったです。
座禅の後の法話では、杖にまつわるお話などをして頂きました。
今は体を支えるものとして使われている杖ですが、昔は夜道を歩くときの防護用など様々な用途に使われていたそうです。和尚さんが寺に就く「晋山式(しんざんしき)」の際には、寺に杖を預けるそうで、これは、杖が仏性をあらわしているからなのだそうです。
法話が終わり、茶礼をした後には今回も修理中の屋根に登って署名をしました。
その時に、屋根の修理方法について、棟梁の芥川さんからお話頂いたので後日お伝えしたいと思います。
次回の座禅会は4月8日(日)に開催されます。
これからは段々と暖かくなると思うので是非参加されてみてください。
--東野
--貞島