2012年3月10日土曜日 | ラベル:

平成大修理の様子(2)


本日は先日私たちが取材させて頂いた、平成大修理の様子についてお伝えします。
現在は主に庫裏の屋根を修理しているそうですが、作業はまず解体から始まり、白蟻などによって悪くなっている木材を見つけた場合には「根継ぎ」という方法で木と木を繋ぐそうです。
これは伝統的な工法で、文化財の修復は一般的にこの方法を使うとのことでした。
(写真は根継ぎをされている様子です。)

修理の際に一番大切にしていることは、建設当初の形をできるだけ残すことだそうで、昭和に行われた工事によって状態が悪い箇所もあり、そういう部分も今回の大修理で直しているそうです


4月頃には、修理見学の開催が予定されているそうなので、是非参加されてみてください。
修理の様子については、これからもお伝えしていきます。
よろしくお願います。

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3月の座禅会のおしらせ
開催日:3月11日 (日)
対象 :中学生以上
志納金:500円
場所 :禅堂
時間 :07:15  受付、初めての方への説明    
    07:30  座禅(30分×2)    
    08:30  法話、梅湯茶礼(ばいとうされい)、お茶・お茶菓子を頂く。    
    09:30  終了
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--東野
--貞島