宝福寺の庫裏を中心とした修理が完了し、本日行われた一般公開について報告します。
改修工事を終え、新しく生まれ変わった庫裏や玄関、食堂を見学しに350名以上の方が来られました。
庫裏内をぐるりと回るだけでなく、修理の手法やその過程で見つかった資料などについて、実際に保存修理工事に携わった方々から解説をしていただきました。また、非常に大きな書作品や英語で書かれた掛け軸などが、新しくなった庫裏には飾られており、これらも見所のひとつだと思います。
この一般公開は明日の26日も行われます。見学時間は10:00~12:00、13:00~15:00の2部に分けられています。また、総社芸術祭も明日が最終日となっています。こちらの屋外美術展と合わせてご覧になれば、いつもとは違った雰囲気の宝福寺をお楽しみ頂けるのではないでしょうか。
--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年