2012年10月30日火曜日 | ラベル:

宝福寺11月のイベントについて

今回は宝福寺で11月に行われるイベントについて2つお知らせします。



『 慈しみ ミネハハコンサート in 総社 』
日時:11月7日(水)
開場 18時30分
開演 19時00分
会場:井山宝福寺
料金:前売り2500円
   当日 3000円
(高校生以下は1000円)

ソロシンガーのかたわら、スタジオミュージシャンとしてもご活躍されているミネハハさんのコンサートを宝福寺にて行います。
“クロネコヤマトの宅急便”、“人形の久月”などを始めとする3000曲以上のCMソングをお歌いになられており、“CMソングの女王”とも言われているそうです。
優しい歌声と音楽で、どなたにもおすすめです。




『 宝福寺ライトアップ2012 』
日時:11月16日(金)、17日(土)、18日(日)
18:00〜21:00
会場:井山宝福寺
※ 当日は総社市市役所からのシャトルバスが17:30より30分おきに運行するようです。

宝福寺の庭園にて今年もライトアップを行います。
紅葉の美しい夜の景色をお楽しみいただけます。
是非一度お越し頂けると良いのではないでしょうか。


来月は季節柄いっそう冷え込む時期になることでしょう。
どちらも当日は暖かい格好でお越し下さい。

--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科1年

2012年10月23日火曜日 | ラベル:

第七回雪舟体験学習






今回は2012年8月3日(金)に行われた、雪舟体験学習について報告致します。

雪舟体験には総社市内の小学生が参加しました。
座禅やお茶、お掃除等を体験するとともに、“雪舟が柱に縛り付けられたまま足でねずみの絵を描いた”というエピソードのように、柱にしがみついて足の指で筆をつかみ絵を描きました。

小学生は午前の間に集合し、はじめに絵の先生、そして住職からお話を聞いて方丈にて座禅を行いました。
普段の座禅よりも短い時間でしたが小学生には大変だったようで、それもまた新鮮な体験だったのではないかと思います。

座禅の後すぐにお茶(茶礼)を行いました。
小学生達はきちっと左右に広がり並んで、見よう見まねのお作法でお茶とお菓子を不思議そうに味わっていました

その後、方丈を片付けていよいよ絵を描くことになりました。
いくつかの柱に分かれて、まず新聞紙の上に練習します。
足を使って描くので、筆の先を安定させることが難しく、皆四苦八苦していました。
それでも小学生は飲み込みが早いのか、本番の紙ではダイナミックな筆遣いでねずみの絵を仕上げていました。
できた絵は並べてかざり、皆で投票して一番うまい絵を決めました。

絵を描いた後は禅堂にて住職からお坊さんの修行生活に着いてお話がありました。
その後修行の体験として方丈のお掃除を皆でやることになりました。
廊下の拭き掃除にもきちんとした作法があり、副住職のお手本を真似て皆で廊下のぞうきんがけを行いました。
皆一様に大変そうでしたが、広い廊下を気持ち良さそうに思い切って駆け回っていました。

雪舟体験が終わってからも、小学生からこのあと夏祭りに行くという話を聞き、元気のよさを改めて感じました。

--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科1年


2012年10月16日火曜日 | ラベル:

10月の座禅会の様子





宝福寺にて10月12日(日)に、毎月の定例座禅会が行われました。

当日の朝はとても冷え込んでおり、少々薄着で参加したのではじめはとても寒かったです。
しかし、座禅を続けて呼吸に集中してくると、寒さを意識しなくなっていきました。
体を動かしていなくとも、呼吸によって体温が暖まっていく様な感覚でした。

法話では住職さんから、黙笑会の“黙”という字についてお話がありました。
釈迦の弟子であった摩訶迦葉や鎌倉時代の応燈関と呼ばれる日本の禅僧、鈴木大拙や西田幾多郎などの哲学者のエピソードにも触れられました。
“黙”と“語”を対立的にみない禅の哲学について、考えさせられました。

座禅会が終わった頃には、外は秋晴れの澄んだ空から暖かい日がさしていました。
皆さんも、ぜひ宝福寺にて座禅を体験してみてはいかがでしょうか。
--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科1年

2012年10月9日火曜日 | ラベル:

新聞をつくってみよう! 〜夏休み子ども記者体験in宝福寺〜(4)






8月1日(水)、2日(木)に『新聞をつくってみよう! 〜夏休み子ども記者体験in宝福寺〜 』が行われました。

前回に引き続き、小学生たちは宝福寺のことについて新聞を作りました。
今回は2日目の様子について報告します。


2日目も朝から集まって、新聞作りに励みました。
前日に記事にする文章はできあがっていたので、いよいよ完成を目指します。
文章を新聞にする紙に書き込むと、次は写真を貼り付けます。
写真は山陽新聞社さんが前日に撮影し、印刷していただいたものを各自自由に切り取っていきました。
また県立大学が用意したプリンターを使って、おのおので撮影した写真も印刷し、貼付けることができました。

最後に、題字となる部分を書き込んで完成です。
題字とする内容について悩みながら、色とりどりにペンを使って自分の新聞を仕上げていきました。
完成した新聞の一部は、前で発表されました。
発表された小学生は照れくさそうにしていながらも、皆一様に新聞が完成したことを嬉しそうにしていました。



「新聞をつくってみよう!」では、多くの人のお力添えをいただきました。
宝福寺さん、山陽新聞社さん、参加された小学生や保護者の皆様、イベント告知にご協力いただいた小学校の先生方、企画から現場までお手伝いいただいた岡山県立大学の先生、学生の皆さんに深く感謝します。

また、井山宝福寺のホームページにて「新聞をつくってみよう!」の特設ページを公開しています。
随時更新していきますので、こちらもよろしければご覧ください。




最後に、定例座禅会のお知らせです。
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10月の座禅会のおしらせ
開催日:10月14日 (日)
対象 :中学生以上
志納金:500円
場所 :禅堂
時間 :07:15  受付、初めての方への説明    
07:30  座禅(30分×2)    
08:30  法話、梅湯茶礼(ばいとうされい)、お茶・お茶菓子を頂く。    
09:30  終了
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朝は冷える時期になってきましたが、秋めいた季節の宝福寺は一段と綺麗です。
初めての方もぜひこの機会にご参加されると良いと思います。


--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科1年

2012年10月2日火曜日 | ラベル:

新聞をつくってみよう! 〜夏休み子ども記者体験in宝福寺〜(3)





8月1日(水)、2日(木)に『新聞をつくってみよう! 〜夏休み子ども記者体験in宝福寺〜 』が行われました。

前回に引き続き、小学生たちは宝福寺のことについて文章にして新聞を作りました。

はじめに山陽新聞社の赤井さんから、取材した記事を新聞にするときの注意点についてお話がありました。
いつどこでなにがあったのかを書く事や、記事の内容に間違いがあってはならないということなど、実際の記事と同じように人に伝わる文章づくりを教わりました。

その後、小学生たちは個別に新聞社さんのご指導や県立大学の学生の協力を受け、新聞を書き進めていきました。
新聞の文章について、もっと悩んだり考えたりしてしまうのではないかと思っていたのですが、各々自由に印象の強かった話について問題なく書き進めていて、速い子だと1時間程度で原稿用紙を埋めてしまいました。
子供たちの着眼点や発想は見ていておもしろく、参加してくれた学生も補助というよりも子供達と楽しく話しながら新聞づくりに協力できたのではないかと思います。

さらに、当日は宝福寺に山陽新聞社さんの「さん太号」が来ており、内部を見学したりできたての号外をもらうことができました。
号外は新聞社さんが午前中に撮った写真や記事が載っていて、その早さに驚きながら子供たちも興味深そうに読んでいました。

--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科1年