2014年5月15日木曜日 | ラベル:

秋葉山春の大祭の様子




4月19日土曜日に「秋葉山春の大祭」が行われました。
1月の正月大祭では「大般若祈祷(だいはんにゃきとう)」が行われましたが、春の大祭では「大般若祈祷」と「仏舎利会(ぶっしゃりえ)」が行われます。
「大般若祈祷」では除災のための祈祷がされ、「仏舎利会」ではお釈迦様のお骨を意味する「仏舎利(ぶっしゃり)」の供養が行われます。

大祭は方丈にて約1時間行われ、会の終わりには参拝者も含めて順にご焼香を上げました。庫裏の入り口には正月大祭でも置かれていた「火の用心」のお札が用意されていました。(写真2枚目)方丈内は正月大祭とはまた違った雰囲気で、ご本尊の周りが豪華に飾り付けられていました。

この法会(ほうえ)のために他のお寺から来られていた和尚さんとお話をする機会があり、警策(けいさく)の持ち方や仏具の鳴らし方がお寺ごとに違うことを知ることができました。同じ宗派の中でもさらに細かく作法が分かれているということが、興味深く感じられました。

--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年