2014年5月17日土曜日 | ラベル:

「仏具の紹介」の訂正

2013年10月1日『仏具の紹介と座禅会のお知らせ』と2014年1月8日『仏具の紹介「鐃鈸(にょうはち)」』のふたつの記事について呼称と分類を訂正致します。

まず、「引磬(いんきん)」が「鳴り物(なりもの)」に分類されると紹介しましたが、正しくは「鳴らし物(ならしもの)」といいます。その分類も仏具の中でも音を発するもの全体を総称するものです。

また「鐃鈸(にょうはち)」という呼び方で紹介しましたが、井山宝福寺では「みょうはち」と呼びます。仏具の呼称は宗派によって違うものですが、ここでは井山宝福寺での呼称に従って訂正いたします。そのほか、「鈸(はつ)」「鈸子(はっす)」という別称もあり、こちらのほうがよく使われるそうです。

以上の点を井山宝福寺の小鍛冶副住職にご指摘いただきました。訂正にあたって、小鍛治副住職に淡交別冊 第48号『茶の湯と禅 茶禅一味のこころとかたち』(淡交社,2005)を参考書籍としてご紹介いただきました。以後、呼称などの正確さに気を付けていきたいと思います。

--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年

2014年5月15日木曜日 | ラベル:

秋葉山春の大祭の様子




4月19日土曜日に「秋葉山春の大祭」が行われました。
1月の正月大祭では「大般若祈祷(だいはんにゃきとう)」が行われましたが、春の大祭では「大般若祈祷」と「仏舎利会(ぶっしゃりえ)」が行われます。
「大般若祈祷」では除災のための祈祷がされ、「仏舎利会」ではお釈迦様のお骨を意味する「仏舎利(ぶっしゃり)」の供養が行われます。

大祭は方丈にて約1時間行われ、会の終わりには参拝者も含めて順にご焼香を上げました。庫裏の入り口には正月大祭でも置かれていた「火の用心」のお札が用意されていました。(写真2枚目)方丈内は正月大祭とはまた違った雰囲気で、ご本尊の周りが豪華に飾り付けられていました。

この法会(ほうえ)のために他のお寺から来られていた和尚さんとお話をする機会があり、警策(けいさく)の持ち方や仏具の鳴らし方がお寺ごとに違うことを知ることができました。同じ宗派の中でもさらに細かく作法が分かれているということが、興味深く感じられました。

--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年

2014年5月1日木曜日 | ラベル: ,

5月の座禅会のお知らせ


5月の座禅会についてお知らせします。

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5月の座禅会のおしらせ

開催日:5月11日 (日)

対象 :中学生以上
志納金:500円
場所 :禅堂
時間 :07:15  受付、初めての方への説明    
    07:30  座禅(30分×2)
    08:30  法話、梅湯茶礼(ばいとうされい)、お茶・お茶菓子を頂く。
    09:30  終了
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ゴールデンウィークが終わってからの座禅会となります。新緑が美しい時期ですので、境内の様子を写真に収めて当ブログで紹介します。


--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年