6月9日、日曜日に行われた座禅会の様子について報告いたします。
約20名の方が座禅に参加されていました。
座禅後の住職による法話では、「四聖」などの言葉の説明をもとに、伝え方に関する話をされていました。一般的にいう四聖は釈迦、キリスト、孔子、ソクラテスの4人を表しますが、仏教の世界では仏、菩薩、縁覚、声聞といった人たちのことを指すそうです。
このように、同じ言葉でも意味する内容が変わってくるので、相手に合わせて話さなければ物事は伝わらない、というお話でした。
宝福寺のお知らせなどの広報物についても文章のほかに、文字の大きさやレイアウト、色味などの伝え方を考慮すべき点がいくつもあります。私にとっては、情報を分かりやすくすることの重要性とそのデザインについて改めて考える機会となりました。
情報デザインを学ぶ者として、より伝わりやすい表現が身に付くよう精進していきたいと思います。
--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年