8月1日(水)、2日(木)に『新聞をつくってみよう! 〜夏休み子ども記者体験in宝福寺〜 』が行われました。
前回の禅堂に引き続き、宝福寺の取材は三重塔へと向かいました。
三重塔はお釈迦様のお墓として600年以上前に建てられたことなどを聞いて、小学生は熱心にメモを撮っていました。
他にも雪舟碑や宝福寺の山号である“井山”の由来となった井戸をまわり、宝福寺の歴史の奥深さに感心したように見ていました。
次に仏殿へ移動し、ご本尊の虚空蔵菩薩や木魚、太鼓などを近くでみることができました。
また仏殿の天井には大きな青龍の絵が描かれており、夜な夜な絵から飛び出しては側にある白連池へ水を飲んでいたという言い伝えを面白そうに聞いていました。
さらにこの日は改修工事中の庫裏の様子も見学しました。
木造建築の工法についてや建物の具体的な歴史に関しては少し難しかったと思いますが、壁や天井の素材についてや、瓦葺きの屋根の重さなどについての素朴な質問が多くあり、興味深そうにしている子もいました。
--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科1年