2011年12月15日木曜日 | ラベル:

臘八大摂心(ろうはつおおぜっしん)の様子

12月10日に井山宝福寺で臘八大摂心(ろうはつおおぜっしん)が行われました。
12月8日はお釈迦様が一週間座禅をし明けの明星を見てお悟りをひらかれた日とされており、毎年それにならって12月の第2土曜日、日曜日に行われています。

夜の禅堂は本当に静かで、少しでも動くと服の擦れる音が禅堂に響きました。
気温も低く、座禅中には組んでいる手の感覚がなくなっていくほどでしたが、茶礼ではうどんや甘酒を頂き体を温めることができました。
今回は体験として2日間でしたが、本当は、ほぼ一睡もせずに1週間座禅を行ないます。もちろん、食事の時間はありますが、食べると眠くなるために少ししか摂らなくなるそうです。

希望すれば1日目を終えて、そのままお寺に宿泊もできます。
朝の座禅会に参加されたことのある方にも是非体験していただきたいです。
今まで体験した座禅とは全く違う感覚でをすることができますよ。

次回は臘八大摂心の2日目についてお伝えします。


--東野
--貞島