2013年9月10日火曜日 | ラベル: 座禅会
9月の座禅会の様子
暁天座禅が終わり、9月8日の日曜日に毎月恒例の座禅会が再開いたしました。
早朝から小雨が降っており、座禅堂にもその音が響いていました。秋らしい虫の声もしましたが、ふとその声がやむ瞬間は雨の音だけとなり、その静かさがとても心地よかったです。
会の終わりの茶礼にて、日本と他国との仏教の違いについてのお話がありました。なかでも、住職さんからの「精進料理とは調理や食べ方の作法も含めた言葉である」という解説が印象的でした。デザインという言葉からは「見た目」のことばかりが頭に浮かびますが、構造や仕組みのこともしっかりと考えなければいけないということを、井山宝福寺ホームページの制作を通じてひしひしと感じる日々です。
さて、2枚目の写真にありますように、秋の到来を感じさせる光景が境内にちらほら見られました。「紅葉の季節と言えば...」ということで「宝福寺ライトアップ」は今年も開催されるそうです。11月15日〜17日に行われる予定です。詳細が分かり次第、ホームページでもお知らせいたしますので、どうぞお楽しみにお待ちください。
--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年
2013年9月3日火曜日 |
暁天座禅を体験して
先日行われた暁天座禅会に、8月1日(木)と8月2日(金)の2日間参加させて頂きました。
座禅を体験すること自体が初めてのことで、座禅の仕方が全く分からない私でしたが、足の組み方や手の組み方、目線、警策(けいさく)の頂き方など丁寧に教えていただけたので、安心して参加することができました。
物事に集中するのに時間がかかってしまう私にとって、早朝から座禅に集中することが課題を制作する一日の良いサイクルに繋がりました。
法話では、誤った考えやあり方を意味する「顛倒(てんどう)」という言葉がありました。人に自分自身の考えを話すことが苦手で、ものづくりを自分本位で進めてしまいがちな私にはとても印象強く残っています。
私が顛動しないようにするために、ためらわず自分の考えを相手に伝えるよう努めたいと思います。
--窪内順与 / 岡山県立大学 デザイン学部3年