2月10日(日)に行われた定例座禅会の様子について報告します。
当日は厳しい寒さに見舞われましたが、禅堂がいっぱいになる程の人が座禅をしに来られました。
空気の冷たさと人の多さを感じつつの座禅になりました。この冬でも一番寒い時期だと思いますが、寒さに慣れてきたのか座禅に集中することができました。
座禅の後、茶礼の中で住職さんが、座禅をする意味や自由ということについてお話しされました。
何かにとらわれたり迷いのない自由な心をつくるためのトレーニングが禅であると、今回は部活動の一環で訪れた中学生の方々もいらしたので、易しい言葉でお話されました。
今回、禅堂の戸が開いていたので特に寒かったが、風がやむとかえって暖かい瞬間があったというご感想がありました。そういった当たり前のことに気付き、しっかりととらえることが禅において重要なことであるとも仰られました。
--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科1年