2013年6月27日木曜日 | ラベル: 座禅会
6月の座禅会の様子
6月9日、日曜日に行われた座禅会の様子について報告いたします。
約20名の方が座禅に参加されていました。
座禅後の住職による法話では、「四聖」などの言葉の説明をもとに、伝え方に関する話をされていました。一般的にいう四聖は釈迦、キリスト、孔子、ソクラテスの4人を表しますが、仏教の世界では仏、菩薩、縁覚、声聞といった人たちのことを指すそうです。
このように、同じ言葉でも意味する内容が変わってくるので、相手に合わせて話さなければ物事は伝わらない、というお話でした。
宝福寺のお知らせなどの広報物についても文章のほかに、文字の大きさやレイアウト、色味などの伝え方を考慮すべき点がいくつもあります。私にとっては、情報を分かりやすくすることの重要性とそのデザインについて改めて考える機会となりました。
情報デザインを学ぶ者として、より伝わりやすい表現が身に付くよう精進していきたいと思います。
--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年
2013年6月12日水曜日 | ラベル: 年間行事
保存修理工事完成一般公開の様子(2)
5月25日(土)、26日(日)に、宝福寺にて「寳福寺庫裏及び玄関及び食堂保存修理工事完成一般公開」が行われました。
2日間でのべ870名もの方が見学に来られたということで、多くの方の目に入ったことだと思います。
はじめに、庫裏の横の建物、方丈にて改修工事の概要についての説明がありました。パネル写真とパンフレットに合わせた説明でわかりやすく、私も横で何度も聞きましたがその度に納得してしまいました。
さらに庫裏では、工事に携わった大工の方から屋根や柱の工事について詳しい説明がありました。庫裏の柱には、新しい木とつなぎ合わせたものがいくつかあるのですが、それについての説明もありました。
そもそも改修工事では、柱の一本一本が貴重な文化財であるため、できるだけそのままの状態で残さなければなりません。古くなった柱のうち、虫に食われたり腐ってしまった部分だけを切り取り、新しい木を継ぎ補修します。その際、新しい木が古くなった柱よりも少し大きくなるようにして繋ぐのですが、これは今後木が痩せていって縮むことで丁度収まるように計算されてこの様になっています。今回の改修工事は実に約200年ぶりのことなのですが、今後も100年、200年先まで保つように考えられているのです。
庫裏の中は、殿司寮、大玄関、知客寮、仏間、旦過寮など、それぞれ役割のある部屋に分かれていて、中に入って眺めることが出来ました。庫裏の中は真新しい畳が香しく、障子の向こうから光が部屋に入っています。部屋の中では掛け軸や書画がいくつも見られ、禅寺らしい雰囲気に満ちているように思います。
今回は庫裏の改修工事完成一般公開とのことでしたが、今後も宝福寺の改修工事は引き続き行われます。2日間の間に来られなかった方も、今後このような機会がもしあれば、是非訪れてみるとよいかと思います。
また今回改修工事見学会に合わせて井山宝福寺webサイトに関するアンケートをお願いいたしました。ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年
2013年6月4日火曜日 | ラベル: 座禅会
5月の座禅会の様子
今回は5月12日に行われた座禅会の様子について報告します。
ゴールデンウィークが明けてからの最初の日曜日となったこの日は、約20名の方が参加されていました。
座禅後の住職さんからの法話では、「無常」についてのお話がありました。
無常を例える様子のひとつとして川の流れがあるそうです。というのも、世の中は荒れ狂った川のように移り変わりが激しいものです。しかし、その流れに逆らい乗り越えようとするのではなく、あえて身を任せられる心構えが大切とのことでした。そして、無常である現実と一体になることのトレーニングが、座禅を組む目的の一つだそうです。
とは言え、このまま世間の荒波に身を任せようとすると溺れてしまいそうなので、ひとまず流れに逆らうための努力をしていこうと思います。
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6月の座禅会のおしらせ
開催日:6月9日 (日)
対象 :中学生以上
志納金:500円
場所 :禅堂
時間 :07:15 受付、初めての方への説明
07:30 座禅(30分×2)
08:30 法話、梅湯茶礼(ばいとうされい)、お茶・お茶菓子を頂く
09:30 終了
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--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年
2013年5月25日土曜日 | ラベル: 年間行事
保存修理工事完成一般公開の様子
宝福寺の庫裏を中心とした修理が完了し、本日行われた一般公開について報告します。
改修工事を終え、新しく生まれ変わった庫裏や玄関、食堂を見学しに350名以上の方が来られました。
庫裏内をぐるりと回るだけでなく、修理の手法やその過程で見つかった資料などについて、実際に保存修理工事に携わった方々から解説をしていただきました。また、非常に大きな書作品や英語で書かれた掛け軸などが、新しくなった庫裏には飾られており、これらも見所のひとつだと思います。
この一般公開は明日の26日も行われます。見学時間は10:00~12:00、13:00~15:00の2部に分けられています。また、総社芸術祭も明日が最終日となっています。こちらの屋外美術展と合わせてご覧になれば、いつもとは違った雰囲気の宝福寺をお楽しみ頂けるのではないでしょうか。
--鳥居秀作 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年
2013年5月21日火曜日 | ラベル: 年間行事
屋外美術展の様子
先日5月19日(日)から、総社芸術祭が始まりました。井山宝福寺では26日(日)まで屋外美術展が行われています。
今回は19日(日)に行われたアーティスト・トークの様子について報告します。
当日はあいにくの天気になりましたが、今回のトークイベントのために作家さんが集まりました。屋外美術展実行委員会で彫刻家の平田敦司さんが司会を務められ、作家さんごとに順に作品紹介を行っていただきました。数多くの作品を発表されてきた作家さんのお話を、作品の前で聞くというのは自分には得難い経験でとても嬉しく思いました。
『三重卓』は彫刻家の久保極さんの作品です。
脚が密接に組み上げられた石のテーブルの上には、芸術祭のテーマでもある「赤と黒」の模様が石で表されています。
岡山の石で作られた作品で、宝福寺の苔や紅葉の緑とも合うとお話ししてくださいました。
『雪舟の一筆』はシルクスクリーン作家の伊永和弘さんの作品です。
雪舟の水墨画「秋冬山水図・冬景」の中で天からおりてくる山のような線を、自然の木を使って見立てた大きな作品です。
バーナーで黒く焦がした後、サンドペーパーで先端を白くするなど、均一すぎないようなこだわりもお話しくださいました。
『1/2 温羅』は彫刻家の西平孝史さんの作品です。
吉備における大和の国と戦ったヒーローとして、横綱白鵬をモデルに温羅(鬼)が表現なされています。
誇張と省略がなされた大胆な見た目で、力強さ、頼もしさを感じます。
こちらの作品は触ることができますので、ハグしたり自分の手足と比べたりして作品との対話を試みてくださいと、西平さんからお話しいただけました。
『井山宝福寺ニュータウン』、『井山宝福寺にて』と名付けられたのは、彫刻家の尾崎公彦さんの作品です。
『井山宝福寺ニュータウン』は、クスノキを彫って家のようにしたものを住宅街を模して並べられた作品です。
木で造られているので同じ形でも一つ一つが異なるところも、人間の生活を表されているということです。
『井山宝福寺にて』は、祈る人の手の形をイメージしてつくられた作品です。
東日本大震災の際に彫刻家として思うことを形にしたとお話くださいました。
『石層−赤の起源』は彫刻家の岩村俊秀さんの作品です。
大阪府能勢町の黒御影石でつくられた作品は、文化の起こる特別な場所のもつ力と、石のエネルギーを表されています。
細い石に支えられているような大きな岩ですが、砂に隠れた部分で自立しているようです。それでも1t以上の重さがあり、今回は大阪のアトリエからユニック車で作品を運ばれたとのことです。
『呼吸譚 2012−水景−』は、彫刻家の平田敦司さんの作品です。
鉄でつくられた蓮の花と鉄パイプをつなぎ合わせた造形物が、池の中から溢れ出ており、蓮の生命力を表されています。
鉄は行程を重ねて錆びさせていることで、鉄本来の姿を感じることができます。
『モンスター』はからくり作家の糸日谷晃さんの作品です。
作品に触れてハンドルを回してみると、赤い炎のような部分が揺れ動きます。
芸術祭の「赤と黒」を、ペンキで塗ることで工作らしさを表されたとお話しいただきました。
お話の中で“工作”という言葉を何度も繰り返され、彫刻でも絵画でもない工作への思いを感じました。
『転位』は金属工芸作家の井内誠一さんの作品です。
丸いジャングルジムのような形の鉄柵の中に、丸い玉と赤い花が浮かび上がっているように吊られています。
地球の平和をイメージした作品で、今回初めて鉄に色を付けたとのことです。
『経過』は彫刻家の伊丹脩さんの作品です。
伊丹さんは倉敷芸術科学大学の一期生で、枝豆をイメージした作品を今回以外にも幾つか発表されています。
石をくりぬいて磨いたものを、その上にのせることで形どられています。
三重塔の前の石段のように、足跡のある石が参拝に赴くように並べられています。
作品が周囲にとけ込むような木の密集した空間を選んだと、お話いただきました。
今回アーティスト・トークに来られた作家さんは以上になりますが、今回都合により来られなかった作品も、実行委員会の平田さんより紹介していただきました。
このように多くの作品たちが宝福寺を彩っています。まだお越しでない方は、ぜひ一度宝福寺を訪れてみてください。
イベント終了後も何人かの作家さんとお話しさせていただくことができました。貴重な時間をいただきましたが、どなたも快くお話してくださり、自分にとって大変助けになりました。
この場を借りて感謝の意を表します。本当にありがとうございました。
--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年
2013年5月17日金曜日 | ラベル: お知らせ, 座禅会
5月のイベントのお知らせ
今回は井山宝福寺にて行われるイベントについて、2点お知らせいたします。
一つは屋外美術展のお知らせです。
『第一回総社芸術祭参加企画「赤と黒」屋外美術展−井山宝福寺にて−』
期 間:平成25年5月19日(日)〜26日(日)
場 所:総社市井尻野 寳福寺
さらに19日(日)の14:00から、作家さんによるアーティスト・トークも行われるようです。
宝福寺の境内にて様々な分野で活躍されている22名の作家がそれぞれの作品を展示し、期間中は一風変わった面白い風景が広がることと思います。
現在準備中の様子を取材させていただきました。既に準備を終えた作品たちは、どれも普段の宝福寺と違う非日常的な世界観を醸し出していました。作品の存在感が宝福寺の建物たちとともに、密度の濃い空間を作り上げていてとても面白いです。
もう一点、5月の25日、26日に、改修工事を終えた宝福寺の庫裏、玄関、および食堂の一般公開として、見学会が行われることになりました。
『国登録有形文化財・県指定史跡 寳福寺庫裏及び玄関及び食堂 保存修理工事完成一般公開』
日 時:平成25年5月25日(土) 午前の部 10時から12時まで
午後の部 13時から16時まで
平成25年5月26日(日) 午前の部 10時から12時まで
午後の部 13時から15時まで
場 所:総社市井尻野 寳福寺庫裏(受付は方丈前)
主 催:寳福寺 (連絡先 0866-92-0024)
協 力:岡山理科大学建築学科 江面研究室
総社市教育委員会・夢和詩生・新東住建工業㈱
もちろん、屋外美術展も開催中です。
工事を終え、真新しい様子の建物が見られるのは200年ぶりのことです。
宝福寺に普段からお越しの方も、初めての方も、この機会に一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年
2013年5月10日金曜日 | ラベル: お知らせ, 座禅会
5月の定例座禅会のお知らせ
今回は5月の定例座禅会のお知らせです。
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5月の座禅会のおしらせ
開催日:5月12日 (日)
対象 :中学生以上
志納金:500円
場所 :禅堂
時間 :07:15 受付、初めての方への説明
07:30 座禅(30分×2)
08:30 法話、梅湯茶礼(ばいとうされい)、お茶・お茶菓子を頂く。
09:30 終了
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日中は夏のような日照りですが、朝は気持ちのよい風が感じられます。
是非座禅会に参加してみて下さい。
--光森雅明 / 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科2年






























